娘が不登校を卒業してからだいぶ時間が経ったので、最近ではその話題に触れることはなかったのですが、娘が大学に合格したことからまたご相談が増えて来たので、久しぶりに不登校について。
娘は小学3年生の時に
1.母子家庭であること
2.母がフェアトレードショップなんて怪しげな商売をしていて雑誌・テレビで紹介されていること
3.母の仕事の関係上、学校を休んでアジアの国に仕入れに同行すること
等の理由で暴力や金銭要求を伴ういじめに遭い、不登校になりました。
小学3年生〜中学3年生の夏まで。
約6年間、義務教育の殆どですね。
その間、教育委員会の不登校の子の為の学校に行ったり、教育相談というカウンセリングを受けたり。
勉強は家で私が教えるか自習で、中学になってから学者支援を行うNPOの勉強会に数回通う程度でした。
学校に通わない時間、何をしていたかというと家で工作したり、母の店でパソコンを覚えて発注や画像加工の仕事をしたり、当時母が店のお客様と踊っていたヒップポップのダンスレッスンに行ったり。
引きこもることもあったけれど、その時々の自分の興味に合わせ、いろんなことに取り組んでいたような気がします。
不登校になると1番最初に気になる問題は学習の遅れ、次に「学校に行かないこと」から来る後ろめたさ(子供)や世間体が気になる(親)という感情のコントロールだと思いますが、私はどちらも焦ることないと思うのです。
だって1番大事なのは子供の命ですから。
生きていればやる気が出てきた時にいくらでも勉強は追いつけるし、精神的な問題は他者目線から自分目線に変え生きることで解決するし。
とは言え、渦中にいる子供も親も辛いよね。
でも、自分以外の他者は例え子供でも変えられない。
どんな言葉をかけていいかわからなくなることも多いと思うけれど。
そんな時、言葉はいらないのです。
そんな時に私が勧めるのは、不登校という問題から少し離れ日々子供と接することです。
効果的なことは、料理をしたり何か一緒に出来る作業をすることでした。
これ作業療法になると思う程効果的です。
面と向かって話しても話せないことが、一緒に何か作業しながらだと話せるから不思議なのです。
特に料理は結果、美味しいもの食べられ訳だから二度美味しいし。気持ちが和みました。
不登校で子供と話せる段階の人は、料理でも手芸でも、ガーデニングなどの土いじりでも、ぜひやってみて下さい。
6年間学校に行かなかった娘はその後どうなったかというと、小学生の頃から好きだった納豆の菌を研究する為、大学の発酵学部に進むことになりました。
同級生からは発酵学部?と理解されませんが、自分目線で生きているので全く気にせず、3年生の4月まではダンス部の副部長をしながら勉強に集中して来ました(*^^*)
子供は何か夢中になれることを見つけると、ものすごい集中力を発揮するもの。
一緒に楽しみながらいろいろチャレンジして、子供が自分の道を見つけ歩き始めるのを見守って上げて下さいね(-_^)
※文中の教室委員会の不登校生徒向き教室は「適応指導教室」といい各市町村の
教育委員会に相談されると紹介して頂けます。1日の過ごし方のプログラムは各教室で異なりますので、まずは見学や体験をしてみて下さい。
フェアトレードと自然素材の雑貨屋
ライフスタイルショップ pocket店長公乃でした。
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